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■輪島塗のはじめ

輪島では、室町時代から漆器が制作されていた。
江戸時代後期には本格的な産地化がなされ、日本全国へ販売されるようになった。
当初は椀・膳といった什器がメインの商品で販売スタイルは行商である。
見本を背に担いで各地を訪れ注文を聞き、1年以上かけて製作し、北前船で完成品を届けるといったサイクルだった。
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↑大永4年(1524年)造の重蔵宮本殿朱塗扉/明治43年の火事で扉のみ残された。
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■ブランド化は差別化から

遠隔地の輪島塗が一流商品として通用したのは、他の産地の水準をはるかに超えた丈夫な下地塗りと、チリひとつない綺麗な上塗りである。
しかも修理・塗替えがきく。これは手を抜かない作りと下地塗りがないと出来ない。
輪島塗は、はじまりから独自の製作法で差別化をおこなったわけである。
下地塗り工程「お椀の布着せ」
↑下地塗り工程「お椀の布着せ」
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