輪島21世紀未来計画研究会
会の紹介/役員名簿/会員名簿/活動報告/TOPページ
輪島学
輪島21世紀未来計画研究会
輪島学は市民が作る輪島の百科事典です。
■目次(読みたい項目をクリックして下さい)
TOPページへもどる
@輪島21世紀未来計画研究会のご紹介
A輪島の歴史散歩
B輪島の伝統行事
C輪島のイベント
D輪島の祭り
E輪島塗
F輪島の郷土食
G輪島学ブログ
Hリンク集
輪島学百科事典
PDFファイルをご覧頂くには、adobe社のサイトよりAdobe Readerをダウンロードして頂く必要があります。下のボタンをクリックして下さい。
Adobe Readerダウンロードボタン
●お問合わせはこちら〉〉〉〉


■設立までの経緯
平成元年2月当時の、運輸省第一港湾建設局金沢港工事事務所よりの依頼で、河井町の埋め立ておよびその新しい土地の活用について調査、検討し、報告書にまとめるプロジェクトをつくりました。
約1ヶ月間、連日、連夜会合を重ね3月24日に調査報告書が完成しました。
この仕事に携わった「わじま・海まち21プロジェクトチーム」メンバーが中心となり、今後も輪島のまちづくりを考えていこうという目的で「輪島21世紀未来計画研究会」が発足する運びとなりました。
■設立総会
平成2年10月20日、会員数113名、賛助会員企業30社をもって発足
■設立のおもい
ここ数年来の日本の大きな流れてとして、東京への一極集中の排除、地方への分散化や、町おこし・ふるさと創生等いわゆる地方の活性化のための政策や運動が活発に展開されています。
しかし現状としては、依然として東京はますます膨れあがり、人の集中・富の集中は続き、土地高騰の大きな原因となっていることは周知の事実です。
また新幹線構想等により、地方の主要都市・中都市はその地方の中心としての役割を担い、次第に整備されつつあるように思います。
問題は地方のそのまた地方をどうするかということです。
私たちの故郷輪島市もこのジャンルに分類される“まち”の一つということが出来るでしょう。
その顕著な例として人口の減少・過疎化現象の進行ということがあげられます。
ここ10年をみても輪島市の人口は、確実に減り続けています。地元の高校を卒業した生徒の大多数は、輪島を離れ、また戻ってくる人も限られています。
この現象はこのまま何も手を打たなかったならば、これからも依然として続いていくことでしょう。
今の私たちに課せられていることは、どうすればこのまちを若者が戻ってくる活気溢れるまちにするかを真剣に考え、方策をたて、そしてそれを根気強く実行していくことではないでしょうか。
考えるだけでも、計画をたてるだけでも、単発的に行動するだけでもダメなのです。これらの活動を組織的且つ継続的にすすめていくことこそが、現在求められていることなのです。
組織的にということは、出来る限り多くの人たちがこの活動に参加し既成の枠組みをのりこえ一致出来るところ追求し、大勢の力を集中させていくために必要なことです。
また継続的にという点については、2年や3年という短期的な見通しではなく、10年先、20年先を見越した息の長い活動をしなければならないということです。
今までなされてきた事が決して間違っていたという事ではありません。それぞれの置かれた立場の中で一生懸命輪島を良くしようとしてきたことは紛れもない事実です。
しかし時代の流れは急激に進んでいます。この流れを変えるためには、大きなエネルギーを必要とします。
その担い手としてのこの「輪島21世紀未来計画研究会」を設立したいと考えています。